
胡桃(くるみ)をデザインした愛らしいフォルムの鉄瓶です。
蓋と本体が一体となって球形を成しており、高度な技術で造られております。
蓋は本体と繋がるように、縦線毎に粗目と細目の鋳肌が交互に繰り返されおります。
鉄瓶の表面仕上げは伝統的な天然漆焼付け仕上になっています。
天然漆焼付け仕上は作家作の鉄瓶と同じ仕上技法で、高級感のある仕上がりになっております。
内側は古来より伝わる伝統技法「釜焼き」による錆止め仕上げ。
漆を焼付ない素焼きです。
沸かしたお湯に鉄分が含まれております。
容量は使いきりサイズの約0.8L。
ツル(取っ手)を倒せますので、収納にも便利な仕様になっております。
熱源はガス対応。
製造は岩手県盛岡市下太田下川原・壱鋳堂。
This iron kettle with a lovely shape designed with walnuts.
The lid and main body are integrated into a spherical shape and are made with advanced technology.
Coarse and fine casting surfaces are alternately repeated for each vertical line so that the lid is connected to the main body.
The iron kettle is finished with a traditional natural lacquer baking finish.
The natural lacquer baking finish is the same finishing technique as the artist's iron kettle, giving it a luxurious finish.
Nanbu ironware is baked using the traditional technique called kama-yaki to produce an oxide layer on the surface.
It leads to "rust resistance" and "water quality improvement" and makes tea and coffee taste better.
The water boiled in Nanbu iron kettle tastes mellow and sweet even when drunk straight.
This is due to the effect of iron leaching into the hot water, but in order for the iron to leach out, the inside cannot be enameled or otherwise treated, and rust is liable to occur.
The handle can be tipped down, making it easy to fill with water from the faucet, and also to be stored.
※It cannot be used with IH.

縦線毎に粗目と細目の鋳肌が交互に繰り返され、高級感のある仕上がりになっております。

蓋と本体が一体となって球形を成しておりますので、蓋にも本体に繋がるように縦線毎に粗目と細目の鋳肌が交互に繰り返されおります。

平底(底部径約9cm)で安定しております。

刻印は「壱鋳堂」「MADE IN JAPAN」と刻まれております。
※刻印デザインは、製造ロットにより異なる場合がございます。

ツル(取っ手)を倒せます。

全体像。


釜焼きとは、約900度の炭火で焼くことにより、サビ止めの酸化皮膜を形成させる伝統技法です。
酸化皮膜を形成した後、外側は漆を焼付けます。
皮膜に色のムラが生じていることがありますが、製造上によるもので、ご使用上問題ございません。
ホーロー加工を施しておりませんので、沸かしたお湯に鉄分が含まれております。

使用後3ヶ月の鉄瓶の内部

使用後約1年の鉄瓶の内部
本商品は内部にホーロー加工を施していないため、必ず錆が発生します。錆が発生するので、ご使用時に鉄分が溶出いたします。
使用後約3ヶ月程で内部に次第に赤く錆びたような斑点がつき、次に湯垢がついてきます。
これは湯の独特な甘さを増し、お茶を美味しくしますので、赤い斑点や湯垢は取り除かないでください。
南部鉄瓶は上手くご使用頂ければ一生物です。錆=故障ではございませんので、内部の経年変化をお楽しみください。
ギフトラッピング対応しております。

化粧箱

説明書・南部鉄器検査証

ラッピング例

釜敷 丸アラレ(大) 17002 セット例

釜敷&鉄瓶
製造発売元:壱鋳堂
サイズ:径16cm×13cm×高さ18.5cm
注ぎ口径:約6.3cm
底部径:約9cm
重さ:約1.4kg
容量:約0.8L
素材:鉄鋳物(内面:酸化皮膜仕上、外面:漆焼付仕上)
生産国:日本(岩手県)
対応熱源:直火(中火以下)、電気コンロ
包装形態・付属品:専用箱、取扱説明書
●注意事項
表示容量は、満水時の容量です。
実容量は、表示容量の約7分目程となります。
●内側について
本商品は内部にホーロー加工を施しておりません。
釜焼により酸化被膜を作り錆び止めをしております。沸かしたお湯に鉄分が含まれております。
※釜焼……約900度の炭火で焼くことにより、表面のサビ止めの四三酸化鉄の皮膜を形成させる伝統技法です。
皮膜に色のムラが生じていることがありますが、使用上問題はございません。
●IH調理器でのご使用について
本商品はIH調理器に対応しておりません。直火・電気コンロ等でご使用ください。
●発送日について
在庫分についてお支払い方法がクレジットカード・代金引換の場合、ご注文確認後、3日営業日以内に発送いたします。
銀行振込の場合、ご入金確認後、3日営業日以内に発送いたします。
●ギフトラッピング・のしについて
ギフトラッピング・贈答用のし無料にて承ります。
※包装紙の色や柄は、当店にてその都度ご用意させて頂くものとなります。
ご指定・ご要望等は承っておりませんので予めご了承ください。
●外国語の取扱説明書ございます
英語・中国語の取扱説明書を用意しております。
ご希望の方は、ご購入時ショッピングカート画面にて、必要な言語の取扱説明書をご選択ください。
●Click here for overseas orders.
https://nanbutekki.myshopify.com/products/51123

商品説明
胡桃(くるみ)をデザインした愛らしいフォルムの鉄瓶です。縦線毎に粗目と細目の鋳肌が交互に繰り返され、高級感のある仕上がりになっております。ツルを倒せます。容量約0.8L。内面素焼き・酸化被膜仕上。壱鋳堂製品。日本製。
商品仕様
製品名: | 壱鋳堂 南部鉄器 鉄瓶 胡桃0.8L 内面素焼き・酸化被膜仕上 日本製 ガス対応 51123 |
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型番: | 51123 |
JANコード: | 4571339011235 |
メーカー: | 壱鋳堂 |
外寸法: | 幅160mm × 奥行130mm × 高さ185mm |
製品重量: | 1400g |
区分: | 新品 |
お客様の声
裕子様 | 投稿日:2016年11月17日 |
おすすめ度:
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一人~二人用の小さい鉄瓶が欲しくて探していたところ、程よい大きさで、形も可愛いこの品が見つかったので購入しました。
ステンレスのやかんと比べて、音が静かで心地良く、白湯も美味しいので大変満足しております。 いい品をありがとうございました。 |
デザイナー紹介・中村義隆氏
都市や学校などのシンボルマークを手がけるグラフィックデザイナーとして活躍する一方、自身がデザインしたティーポットがMoMA/ニューヨーク近代美術館のカフェでサービングポットに採用(2004年)されるなど、鋳鉄工芸品業界に於いて数多くのデザイン実績を持つ。
2000年:(財)札幌市芸術文化財団主催ビアマグランカイ3 入賞
2001年:岩手県特産品コンクール 工芸・生活用品部門 金賞
2004年:ニューヨーク近代美術館(MoMA)カフェ導入。南部鉄ティーポット
2010年:(財)金津創作の森主催 第5回酒の器展 入選
2012年:「キャストアイアンケトル」グッドデザイン賞受賞
●壱鋳堂の歴史
壱鋳堂は2009年に誕生した日本の工芸品の新しいブランドです。
400年を超える歴史の南部鉄器。それを現代にマッチしたデザインにすることで、より多くの人に岩手の伝統工芸の良さを知って欲しい。そんな思いから壱鋳堂は生まれました。
スケッチから、原型製作まで一人のデザイナーが行なうことで、仕上がりにデザイ ナーの意図が充分に反映出来るものづくりが壱鋳堂の特徴です。
●新品鉄瓶の使い始め
中を水ですすいでから、お湯を沸かして捨てる作業を2~3回行ってからご使用ください。
※加熱時は蓋をずらしてください。沸騰したお湯が飛び出すのを防ぎます。
●ご使用後のお手入れ
熱いうちにお湯を捨てて、余熱・または軽く空焚きして鉄瓶の内部が乾いてからおしまいください。
※鉄瓶の中に残ったお湯は必ずポット等に移し、鉄瓶の中を空の状態にしてください。(サビの原因となります。)
●鉄瓶内部のサビについて
鉄瓶は、鉄という素材上必ずサビが発生します。使用後約3ヶ月程で内部に次第に赤く錆びたような斑点がつき、次に湯垢がついてきます。これは湯の独特な甘さを増し、お茶を美味しくしますので、赤い斑点や湯垢は取り除かないでください。
内部にサビが発生しても、沸かしたお湯が赤くならなければ安定した状態なので、そのままご使用可能です。
●使用後3ヶ月の鉄瓶の内部
新品から使用後1~3ヶ月位で内部が赤くなっていきます。
もちろん、このまま問題なくご使用可能です。
使い続けていく内に、内部に湯垢が付き白くなってきます。
●使用後約1年の鉄瓶の内部1年ほど使い続けると、内部に湯垢が付き白くなります。
この白い湯垢は、水に含まれるカルシウム等の成分が付着して付きます。
湯垢が付くことにより、内側をコーティングして錆びにくくするため、擦って落とさないでください。
日々使用することにより、内部が変化していく様子をお楽しみください。
※水源によって、湯垢の付方が異なります。
●沸かしたお湯が赤くなる場合
鉄瓶内部を軽くすすいで水を八分目ほど入れて、お茶の葉を茶さじ1~2杯程入れ20分ほど煮込んでください。
火を止めて、そのまま7~8時間おいておきます。真っ黒な水になりますが、これが鉄分とお茶から出るタンニンが化合した色です。このタンニンがサビをパックするように覆い被さり、サビの進行を防ぎます。
この作業を2~3回繰り返すと、お湯が赤くなるのが改善されます。
●お取扱上のご注意
・長期にわたり使用しない場合は、新聞紙など吸水性の良い紙にくるみ風通しの良いところに保管してください。
・鉄瓶は水を入れたままにしているとサビます。必ず空けてください。
・水の量は8分目までとし、満水ではご使用にならないでください。
・IH調理器非対応の鉄瓶は、IH調理器で加熱しないでください。底部が変形・穴が開く可能性がございます。
・鉄瓶の底に水分がついたままテーブルに置くと、黒い輪染みになります。輪染みは取れませんので、大切なテーブルを汚さない為に必ず敷物を使用してください。敷物は乾いた布などで結構です。