元禄年間、雲南堂金別家として及川利源太(盛耕堂)が独立創立し、嘉永年間(1848年)に宝生堂及川甚太郎と改名をし現在は七代目にあたります。
仙台伊達家鋳物師としても仕え、明治以降は茶の湯釜・鉄瓶を主体とした商品製造に転じ、個性的なデザインと工芸美は現在も高く評価されております。
●表面に南部鉄器の故郷・岩手県の象徴の馬文様を施しております。
●内部にホーロー加工を施しておりません。釜焼きで酸化被膜を施しており、沸かしたお湯に鉄分が含まれております。
※内部の皮膜に色のムラが生じていることがありますが、製造上によるもので、ご使用上問題ございません。
●ツルは固定されております。
※本体にツルを取り付ける際に根本を挟んで固定するため、どうしても多少の傷になります。
不良品ではございませんので、ご使用に差し支えございません。
●商品は化粧箱に入っており、取扱説明書が付属しております。
●岩手県南部鉄器協同組合連合会による「南部鉄器検査証」を付属しております。
●敷物セット例(※敷物は別売りとなります。)
釜敷 輪菊(小) 17027
木台(小) IC-012S
五徳(小)
●注意事項表示容量は、満水時の容量です。
実容量は、表示容量の約7分目程となります。
●内側について
本商品は内部にホーロー加工を施しておりません。
釜焼により酸化被膜を作り錆び止めをしております。沸かしたお湯に鉄分が含まれております。
※釜焼……約900度の炭火で焼くことにより、表面のサビ止めの四三酸化鉄の皮膜を形成させる伝統技法です。
皮膜に色のムラが生じていることがありますが、使用上問題はございません。
●IH調理器でのご使用について
200VIH調理器でお使いの場合、強火で加熱すると底部が変形する可能性がございますので、極弱火でお使いください。
100VIH調理器では強火でご使用可能です。
●発送日について
本商品はメーカーお取り寄せ商品となります。ご注文後に納期目安をお知らせ致します。
●ギフトラッピング・のしについてギフトラッピング・贈答用のし無料にて承ります。
※包装紙の色や柄は、当店にてその都度ご用意させて頂くものとなります。
ご指定・ご要望等は承っておりませんので予めご了承ください。
●外国語の取扱説明書ございます
英語・中国語の取扱説明書を用意しております。
ご希望の方は、ご購入時ショッピングカート画面にて、必要な言語の取扱説明書をご選択ください。
商品説明
表面に南部鉄器の故郷・岩手県の象徴の馬文様を施しております。容量約1.5L。内面素焼き・酸化被膜仕上。100VIH対応。南部宝生堂(及富)製品。日本製。
商品仕様
製品名: | 及富(南部宝生堂) 南部鉄器 鉄瓶 宝珠馬(黒)1.5L 内面素焼き・酸化被膜仕上 日本製 ガス・100V IH対応 700113 |
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型番: | 700113 |
JANコード: | 4580144797234 |
メーカー: | 及富(南部宝生堂) |
外寸法: | 幅195mm × 奥行155mm × 高さ215mm |
製品重量: | 1820g |
区分: | 新品 |
製造販売元:及富(南部宝生堂)
サイズ:径19.5cm×15.5cm×高さ(ツル含む)21.5cm
注ぎ口径:約8.8cm
底部径:約9.5cm
容量:約1.5L
重さ:約1.82kg
素材:本体/鉄鋳物(内面:酸化皮膜仕上、外面:※カシュー塗装仕上)
生産国:日本(岩手県)
対応熱源:直火(中火以下)、電気コンロ、IH電磁調理器(100V)
包装形態・付属品:専用箱、取扱説明書
※カシュー塗装とは
カシュー塗料とはカシューナッツから抽出した天然樹脂塗料です。天然成分で漆に非常に近い性質を持っています。
経年により塗装が剥がれて鉄の地肌が出ましても、そのままご使用可能です。
●新品鉄瓶の使い始め
中を水ですすいでから、お湯を沸かして捨てる作業を2~3回行ってからご使用ください。
※加熱時は蓋をずらしてください。沸騰したお湯が飛び出すのを防ぎます。
●ご使用後のお手入れ
熱いうちにお湯を捨てて、余熱・または軽く空焚きして鉄瓶の内部が乾いてからおしまいください。
※鉄瓶の中に残ったお湯は必ずポット等に移し、鉄瓶の中を空の状態にしてください。(サビの原因となります。)
●鉄瓶内部のサビについて
鉄瓶は、鉄という素材上必ずサビが発生します。使用後約3ヶ月程で内部に次第に赤く錆びたような斑点がつき、次に湯垢がついてきます。これは湯の独特な甘さを増し、お茶を美味しくしますので、赤い斑点や湯垢は取り除かないでください。
内部にサビが発生しても、沸かしたお湯が赤くならなければ安定した状態なので、そのままご使用可能です。
●使用後3ヶ月の鉄瓶の内部
新品から使用後1~3ヶ月位で内部が赤くなっていきます。
もちろん、このまま問題なくご使用可能です。
使い続けていく内に、内部に湯垢が付き白くなってきます。
●使用後約1年の鉄瓶の内部1年ほど使い続けると、内部に湯垢が付き白くなります。
この白い湯垢は、水に含まれるカルシウム等の成分が付着して付きます。
湯垢が付くことにより、内側をコーティングして錆びにくくするため、擦って落とさないでください。
日々使用することにより、内部が変化していく様子をお楽しみください。
※水源によって、湯垢の付方が異なります。
●沸かしたお湯が赤くなる場合
鉄瓶内部を軽くすすいで水を八分目ほど入れて、お茶の葉を茶さじ1~2杯程入れ20分ほど煮込んでください。
火を止めて、そのまま7~8時間おいておきます。真っ黒な水になりますが、これが鉄分とお茶から出るタンニンが化合した色です。このタンニンがサビをパックするように覆い被さり、サビの進行を防ぎます。
この作業を2~3回繰り返すと、お湯が赤くなるのが改善されます。
●お取扱上のご注意
・長期にわたり使用しない場合は、新聞紙など吸水性の良い紙にくるみ風通しの良いところに保管してください。
・鉄瓶は水を入れたままにしているとサビます。必ず空けてください。
・水の量は8分目までとし、満水ではご使用にならないでください。
・IH調理器非対応の鉄瓶は、IH調理器で加熱しないでください。底部が変形・穴が開く可能性がございます。
・鉄瓶の底に水分がついたままテーブルに置くと、黒い輪染みになります。輪染みは取れませんので、大切なテーブルを汚さない為に必ず敷物を使用してください。敷物は乾いた布などで結構です。